東京湾にLNG補給船
50億円で整備 国内2拠点体制に
船舶の環境規制の強化を受けて、東京湾で液化天然ガス(LNG)を洋上補給する計画が本格化する。2021年の補給船配備に向け、日本政策投資銀行がこのほど運営会社に数億円を出資し、50億円強の開発費が集まった。日本は伊勢湾と東京湾で2隻の補給船を置き、規制対象である硫黄酸化物(SOx)を出さないLNGを供給する体制となる。
船舶向け燃料供給の国別シェアは概算でシンガポールが30%、中国が5%、韓国が5...
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