C・クリステンセン氏死去 「イノベーションのジレンマ」
企業のイノベーションに関する研究で知られる米ハーバード大経営大学院教授のクレイトン・クリステンセン氏が1月23日、米東部マサチューセッツ州ボストンで死去した。67歳だった。米メディアによると、白血病のため闘病生活を送っていた。
経営コンサルティング会社勤務などを経て1990年代に米ハーバード大経営大学院の教員となり、企業経営の分野で精力的な執筆活動を展開。「イノベーションのジレンマ」など邦訳された著作も多く、企業のイノベーションに関する研究の第一人者と目されていた。(ニューヨーク=共同)