東京都心で初雪 関東沿岸部で積雪も
関東地方の上空に寒気が流れ込んだ影響で、12日午前10時40分ごろ、東京都心部で初雪が観測された。気象庁によると、初雪の観測は平年より9日遅く、昨冬より12日遅い。
関東南部や山梨県では、13日明け方にかけて雪や雨が降る見通しだ。関東の沿岸部でも雪が積もる恐れもあるとして、気象庁は交通障害や路面凍結に注意するよう呼び掛けている。
気象庁によると、13日にかけて前線を伴った低気圧が日本の南を東に進むほか、伊豆諸島付近に別の低気圧が発生するとみられている。
予想より降水量が多くなり、気温が低くなった場合には、関東の沿岸部でも積雪の可能性があるという。
13日午前6時までの24時間の予想降雪量は多い所で神奈川県西部の山地8センチ、甲信5センチ、多摩地方や秩父地方3センチ、関東北部の山沿い3センチ、関東の平野部1センチ。〔共同〕