安倍首相、フィリピン・イスラエル首脳に辞任説明
安倍晋三首相は7日、フィリピンのドゥテルテ大統領、イスラエルのネタニヤフ首相と相次ぎ電話協議した。安倍首相から辞任について説明し、両国と引き続き協力することを確認した。
ドゥテルテ氏には南シナ海での法の支配の定着など「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携を呼びかけた。ドゥテルテ氏は安倍首相が「積極的平和主義を掲げ、フィリピンの海上法執行能力の向上に貢献した」と評価し、謝意を伝えた。
ネタニヤフ首相は安倍首相に「約8年間ともに2国間関係の発展に尽力し、飛躍的な発展が実現したことをうれしく思う」と話した。安倍首相はイスラエルへの日系企業進出数の増加や双方向の人の往来で成果があったと指摘した。