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春日大社など「バスお断り」 新ターミナル回避で混雑か

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春日大社などは、10~11月の土日、祝日に一般観光バスの駐車場利用を制限する。奈良公園一帯の混雑緩和に向け、奈良県は4月に観光バス向けターミナルを開業したが、使い勝手の悪さから利用が低調。ターミナルを避けたバスが近隣社寺の駐車場に流入し混雑を引き起こしているとみられるためだ。県はターミナルの運用見直しやマイカーの流入抑制を計画するが、秋の行楽シーズンを前に混乱が懸念されている。

奈良公園バスターミナル(奈良市)は元県庁駐車場の敷地に45億円かけて建設された。事前予約制の乗降専用とし、バスは観光客を降ろした後、別の駐車場で待機する運用だ。

近年、訪日客を乗せた観光バスが急増し、東大寺大仏殿に近い県営駐車場への駐車を待つ列が深刻な渋滞を引き起こしていた。ターミナルを活用してもらうことで交通の流れをコントロールするTDM(交通需要マネジメント)の取り組みで、欧州などの観光都市で車両の流入を制限している例も参考にした。

だが6月までの集計では利用が約1万4000台と想定の半数にとどまった。約1.5キロ、約6キロ離れた2カ所の駐車場が待機場だが、最大30分ほどかけて回送してもらう運用が観光需要の実態に合わないためだ。

訪日客の団体ツアーで奈良は大阪や京都からの日帰りや経由地として訪れるケースが多い。滞在時間は短く、奈良県での消費支出額は全国最下位レベル。「シカと大仏」だけでなく旧市街の奈良町などもゆっくり回遊してもらいたいという県の思惑は空回りする。

県は一部の道路で渋滞緩和の効果が出ていると分析する。一方でターミナルを利用しないバスが社寺の参拝者向け駐車場に流入しているとみられ、新たな混雑が発生している。春日大社や興福寺は10~11月の土日、祝日は激しい混雑が予想され、参拝客が利用できなくなる恐れがあるとしてバスの受け入れ停止を決めた。

県は社寺の受け入れ制限に合わせて、当日予約を受け付けるなどターミナルの運用を見直す。当面、社寺に駐車場の一元管理を提案し、利便性の高い待機場の確保も検討。マイカー流入抑制策として、離れた駐車場の利用者に路線バス周遊券を贈呈する「パークアンドライド」も予定する。荒井正吾知事は25日の会見で「いろんなチャレンジをして観光公害ともいえる交通問題を解決したい」と意欲をみせた。

ターミナルからは世界遺産周遊バスなどを走らせる計画もあり、来春オープンする「奈良県コンベンションセンター」にも別のバスターミナルが併設される。物理的な制約が大きい観光地で交通をいかにスムーズに流すか試行錯誤は続く。(岡田直子)

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