天満屋ストア、スマホ決済導入6種類に対応
岡山県を中心に食品スーパーを展開する天満屋ストアは、スマートフォン決済サービスを導入した。PayPay(ペイペイ)など6種類に対応。既に2019年12月から岡山市内の一部店舗で運用を始めており、1月末までをメドに岡山、広島、鳥取の各県の全49店舗に拡大する。買い物客の利便性の向上に加えて、決済関係の業務の簡略化につなげる。
使えるのは食料品、衣料品、日用品などの直営の売り場。ペイペイ、d払い、楽天ペイ、LINEペイ、auペイ、オリガミペイに対応する。スマホの画面にアプリのQRコードやバーコードを表示させ、レジに併設した専用端末で読み取って精算する。
天満屋ストアでは2月中に、総合スーパーなどのテナントにも導入させたいとしている。同社のポイントカードは電子マネー「楽天Edy」を内蔵しており、キャッシュレス比率は直近でポイントカード会員全体の約4割に上るという。
中国地方のスーパーでは、イズミが全店にペイペイを導入済み。食品スーパーと総合スーパーの直営の売り場で使える。食品スーパーのフレスタ(広島市)もペイペイ、楽天ペイ、LINEペイに対応している。