今冬の電力需給見通し、予備率6%以上、東北電力
東北電力は今冬の電力需給見通しをまとめた。12月~2月の電力供給の余力となる予備率は6.6~10.8%。2カ所の原子力発電所の再稼働は前提としていないが、最低限必要となる3%を上回る見込みとなった。
直近10年間で最も厳寒となった2012年12月と、18年1~2月並みの気温を想定し、19年12月~20年2月までの電力需給を試算した。最大電力需要は最も多い1月が1430万キロワットで、各月の供給力は最大電力需要を95万~144万キロワット上回り、予備率は12月が10.8%、1月が6.8%、2月は6.6%となった。