インフルエンサーが記事で発信、GMO系が新サイト
GMOインターネット傘下で広告事業を展開するGMO TECHはネット上で影響力のある個人「インフルエンサー」が発信できる情報サイトを開いた。動画投稿サイト「ユーチューブ」などで活躍するインフルエンサーが記事の企画から発信まで手掛ける。文章を中心に自身をアピールできるようにし、新たな活躍の場を作る。
新しく立ち上げた情報サイト「ワンチャン」は、インフルエンサーによる体験談やコラム、対談記事を掲載する。まずは誰でも記事を執筆できるようにした。自社製品を販促したい企業が気に入ったインフルエンサーを見つければ、GMO TECHが紹介することも可能という。
現在、インフルエンサーの多くはユーチューブや画像共有アプリのインスタグラム、動画投稿アプリのティックトックで情報発信している。ただ記事の執筆によって自分を売り込める専用サービスは少ないことが、ワンチャンの立ち上げにつながった。
GMO TECHは1月に新規事業の一環としてインフルエンサーマーケティングの専門部署を立ち上げている。ファンが気軽に立ち寄れるコンテンツの掲載を目指し、年内をめどに月間閲覧数100万を目指す。