売上高15%増めざす 林兼産業の中計
加工食品の林兼産業は2019年3月期から2カ年の中期経営計画をまとめた。売上高を500億円と18年3月期比で15%増、経常利益は30%増の15億円を目標とし、売上高経常利益率の3%維持を目指す。主力の魚肉練り製品の収益向上とともに、成長部門である機能性食品の販売を拡大する方針だ。
魚肉練り製品を含む水産食品は18年3月期の45億円の売上高を60億円とする目標だ。アジアへの輸出拡大、工場の生産性向上、長期保存できる魚肉ソーセージの拡販などに取り組む。
機能性食品は18年3月期に13億円の売上高の50%拡大を目指す。サプリメントなどに使われるたんぱく質、エラスチンの生産増強・拡販を柱とする。また病院・高齢者向けの柔らかい食材や季節商品の和菓子の開発・拡販を進める。
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