ユーグレナ、化粧品のMEJを子会社化
ユーグレナは8日、化粧品開発・販売のMEJ(東京・港)を完全子会社化すると発表した。株式交換により、6月1日付で全株式を取得する。ユーグレナは健康食品や化粧品の販売を手掛けており、MEJの主力販売層である30~40歳代への販路を拡大。同社が得意とするインターネット経由の販売促進ノウハウも獲得したい考えだ。
MEJは2008年の設立で、化粧品や健康食品の商品開発、販売を手掛ける。マーケティングから販売まで全てネット上で行っているのが特徴。18年9月期の売上高は7億2100万円で最終利益は3900万円だった。
ユーグレナの主力は藻の一種「ミドリムシ」を使った化粧品や健康食品。同社の18年9月期の連結売上高151億円のうち、食品や化粧品などのヘルスケア事業が約9割を占めている。
ユーグレナはこれまでテレビCMや新聞広告などで商品を売り込んできた。