救助ヘリが70代女性を誤って落下、心肺停止に 福島
台風19号、高さ40メートル
東京消防庁は13日、福島県いわき市で台風19号に伴う救助活動中、ヘリコプターにけが人の70代女性を収容しようとしたところ、誤って約40メートルの高さから落下させたと発表した。女性は同市内の医療機関に搬送されたが、心肺停止の状態。東京消防庁は調査員を派遣し、事故の経緯を調べる。
同庁によると、事故は13日午前10時すぎ、いわき市平地区で起きた。救助活動に当たっていた部隊は大型消防ヘリ「はくちょう」で、隊員は11人体制だった。出動要請を受けて同日午前から活動していた。