石炭産業の反撃なるか、世界石炭協会事務局長に聞く
科学記者の目 編集委員 滝順一
地球温暖化抑止の観点から二酸化炭素(CO2)排出量の多い石炭火力発電所などへの逆風が強まっている。日本国内でも発電効率の悪い石炭火力の廃止が検討されている。世界石炭協会のミシェル・マヌーク事務局長は「石炭への誤解が政策担当者や金融界に広がっている」とし関連産業をあげて石炭の重要性を訴えるという。石炭産業の反撃はなるのだろうか。
――先進国では石炭離れの動きがありますが、発展途上国ではこれからも必...
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