小田急・京急も終電繰り上げ検討 保守作業時間の確保へ
小田急電鉄と京浜急行電鉄は最終電車の発車時刻を繰り上げる検討を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大で深夜時間の利用者は減っている。終電から始発までの保守作業の時間を伸ばし、作業員の勤務日数を減らすなどの狙いがある。終電ダイヤの繰り上げはJR東日本なども実施を予定し、西武鉄道も検討を始めた。首都圏で同様の動きが広がる可能性がある。
具体的な繰り上げの規模や時期は今後の利用状況を見極めて決める。安全運行に不可欠な線路などの保守・点検作業時間は終電後から始発までの間に限られ、作業員は勤務日数を減らしにくい。負担の重さから人員が確保しにくく
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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