上越新幹線、3月に新車両E7系　最上級車両も初連結

JR東日本新潟支社は2019年3月のダイヤ改正で、上越新幹線に新車両を導入する。北陸新幹線で使われている「E7系」を上下10本運行する。グリーン車より快適性を高めた最上位の特別車両「グランクラス」も連結。車内で快適に過ごしてもらい、利用者の増加につなげる。

E7系は新潟―東京間の「とき」で4往復、越後湯沢―東京間の「たにがわ」で1往復を運行する。グランクラスを上越新幹線に連結するのは初めて。グリーン車よりもシート幅が広い。東京―新潟間のグランクラスの料金は1万7250円。

上越新幹線は現在、E2系とE4系が運行している。2階建てのE4系は老朽化のため20年度末での引退を決めており、E7系で補完する。

このほか春のダイヤ改正では特急「いなほ」の全定期列車と「とき」が同じホームで乗り換えできるようにする。上越妙高駅発の特急「しらゆき9号」は出発の時間を午後9時台から午後8時台に繰り上げる。利用しやすい時間帯に変更し、乗客の利便性を高める。