東京・北区が「エレカシ」で町おこし
東京都北区は地元出身のロックバンド「エレファントカシマシ」を活用した地域おこしを始める。JR東日本に依頼し、16日から赤羽駅の列車の発車メロディーにグループの曲を採用してもらう。赤羽の商店街などでは漫画「東京都北区赤羽」の作者、清野とおる氏が制作したポスターや横断幕を掲げ、区内外から行楽客を呼び込む。
エレファントカシマシは4人のメンバーのうち3人が赤羽出身。赤羽をロケ地にしたCDのジャケットも多いという。
赤羽駅では宇都宮線などの列車が止まる5、6番線にヒット曲「俺たちの明日」「今宵の月のように」を流す予定だ。清野氏の漫画キャラクターが発車メロディーの変更や「住みやすい北区」をPRするイラスト付きのポスターなども街に張り出す。
北区は「地元で愛されているロックバンドの知名度を生かし、第2、第3弾の街の活性化策を検討したい」としている。
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