東海第2原発の「工事計画」認可、原子力規制委
原子力規制委員会は18日、日本原子力発電東海第2原子力発電所(茨城県東海村)の設備の詳細設計をまとめた「工事計画」を認可した。新規制基準で事故を起こした東京電力福島第1原発と同じ「沸騰水型」の認可は初めて。東海第2原発は運転開始40年の期限が11月末に迫り、再稼働に必要な規制委の審査は最長20年の運転期間延長の認可だけとなった。
原電は工事計画の認可を踏まえ、延長運転の補正書を近く規制委に提出する。規制委は11月の定例会で延長運転の認可を議論する見通しだ。
東海第2原発は運転開始40年を迎える前日の11月27日までに全ての審査に合格しなければならない。工事計画の認可に先立ち、9月には安全審査に正式合格した。再稼働は地元自治体の同意も必要となる。
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