日産、ガバナンス委が改革主導 ルノーと対立先鋭化も
日産自動車は17日、カルロス・ゴーン元会長の不正を受けて「ガバナンス改善特別委員会」を設置すると発表した。同委員会は一連の不正解明や報酬決定など経営刷新を主導するが、ルノーとの対立の中で意思決定を委任する「大義名分」とする思惑も透ける。ルノーが求める臨時株主総会を巡る駆け引きも激しくなり、ルノーとの対立が先鋭化する可能性がある。
日産...
日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。