「マクドナルド 復活の仕事人たち」 まとめ読み
日経電子版は新しい連載企画「ストーリー」を開設しました。若い人々の関心が高いイノベーションやテクノロジー、働き方、政治、マネー、エンターテインメントなどの旬なテーマを、それに携わる人々のドラマを通じて深掘りしていきます。スマートフォンで見やすい特設ページもつくり、週替わりで原則平日に連載します。
「マクドナルド復活の仕事師たち」公開中
【1】マクドナルド復活 カサノバと2人の異端児 (12月20日公開)
2014年の鶏肉偽装問題のどん底からはい上がり、全国2900店の売上高が36カ月連続成長を更新中の日本マクドナルド。カナダ出身のサラ・カサノバ社長(53)。日産自動車のゴーン元会長のようなカリスマとは違う。彼女の両脇には「外部」から来た2人の男がいた。異端を生かし、危機をチャンスに変える経営とは。
【2】「夜マック」 誰も信じなかったマクドナルドの盲点 (12月21日公開)
マクドナルドで夕食なんて――。マック日本に上陸して47年、ハンバーガーはランチの代名詞だった。ところが今年3月にメニューに加わった「夜マック」が空前のヒット。「夕食としてのハンバーガー」というこれまで盲点だった市場を開拓した。開発には2年かかった。抵抗勢力を押しのけマックの「常識」を覆す作業だ。
【3】マクドナルド入り80日 女性マーケッターの正体 (12月25日公開)
マクドナルドの復活を支えた辣腕マーケッター、足立光氏は今年6月に日本マクドナルドを退社した。後任として10月にマック入りしたのが、女性マーケッター、ズナイデン房子氏だ。2カ月の研修を終え、ようやく表舞台に出つつある。資生堂や日清食品で数々のヒット商品を送り出した。好調の頂点にあるマクドナルドをどう変えていくのか。
【4】驚異のマニュアル 14万人クルーを動かす (12月26日公開)
「お店にくればすべてはわかる。マクドナルドを動かしているのは店長とクルー(乗組員=店員)」。鶏肉偽装問題から5年。日本マクドナルドを復活に導いたサラ・カサノバ社長は、クルー14万人を動かすマニュアルをひそかに大改造していた。入店4日目の学生が即戦力として動く。驚異のマニュアルが動かすカウンターの内側を取材した。
【5】愛憎半ば 「辞めマック」たちが見たマクドナルド (12月27日公開)
マクドナルドを含め外食業界は人材の流動性が高い。マクドナルドを辞めた「exマック」の人々はバーガー業界だけでなくさまざまな業界で活躍する。彼らはマクドナルドをどう見ているのか。マクドナルドの絶頂期は続くのか、そこに死角はないのか。外からの視点で展望する。
※連載の順序は変わることがあります。