東京五輪・マラソンコース8月に検証、実務者会議
2021年夏の東京五輪マラソン・競歩の開催に向けて29日、大会組織委員会と北海道、札幌市による7回目の実務者会議が札幌市内で開かれた。組織委などの関係者が実際のコースを車などで回り、天候や人の往来の状況などを確認する実地検証を8月6~9日に実施することを決めた。
実地検証では大会運営や競技の進行の課題を確認し、21年4~5月に予定するテストイベントで検証する。マラソンコースは市による道路補修がほぼ完了。担当者が海外から渡航できないとして延期していたコース計測も、積雪前の10月までに進める計画だ。
大会組織委が放送用機材置き場として使用を想定する大通り西2丁目ビルの借用は、8月末をメドに市から正式な使用許可を得る方向だという。