埼玉県、糖尿病患者に通院促す 医療ビッグデータ活用
埼玉県などは市町村が蓄積している医療ビッグデータを活用し、糖尿病患者の重症化を防ぐ事業を始めた。診療報酬明細書(レセプト)などのデータを元に重症化する恐れがある患者を割り出し、生活指導などで改善を促す。県によると、こうした取り組みは全国都道府県で初めて。病状悪化を防ぐことで、自治体・患者双方の医療負担を抑制する狙いだ。
県内の自治体やNTTデータ、県国民健康保険団体連合会と協力して事業を実施する...
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