NY州もフカヒレ禁止法案 提出議員は中国系
【ニューヨーク=共同】米ニューヨーク州の州議会議員らが21日、中華食材のフカヒレの所持や売買を禁じる州法案を議会に提出する方針を明らかにした。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が伝えた。同州下院唯一のアジア系議員で、中国系のグレース・メン議員も法案提出議員の一人になる予定。
研究者らは、フカヒレ漁の影響で一部のサメが絶滅の危機に直面していると指摘。既にカリフォルニア、ハワイ、オレゴンなどの州で同様の州法が成立している。
メン議員は記者会見で、法案について「(アジア系の多い)地域にとって重大なことだが、市民の責任を果たすことは大切だ」と説明した。