AIJが集めた資金、実は1500億円 500億円水増し
監視委調査
AIJ投資顧問による年金消失問題で、同社が受託したとされる企業年金資産約2000億円のうち、実際に企業年金などから集めた資金は約1500億円で、約500億円は虚偽の運用実績に基づく水増しだったことが、証券取引等監視委員会の調べで分かった。監視委は虚偽の運用を取り繕うため、水増しを長期にわたって続けていたとみて実態解明を急ぐ。
AIJは監視委が今年1月に検査に入るまで、約2000億円の資産を運用し...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り274文字