被災地で冷めるボランティア熱 寒さや就活影響、ピークの1割
東日本大震災の被災地で活動するボランティアが減少の一途をたどっている。発生から11カ月。雪や寒さに加え、就職活動で多忙な学生の足が遠のいているが、春になれば増えるメドもない。全国社会福祉協議会(全社協)によると、ピーク時には1日6400人いた宮城県でも50人未満の日がある。関係者は「依然として人手が必要。多くの人に協力してほしい」と訴えている。
「人手が集まるのは週末ぐらい。もう復興したと思われ...
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