福島第1原発の廃炉技術公募 政府と東電
政府と東京電力は24日、福島第1原子力発電所の原子炉の廃炉へ向け企業からの技術公募を始めた。原子炉建屋内の除染やロボットの遠隔操作などの技術をテーマに同日、官民のワークショップを経済産業省内で開き応募を呼びかけた。3月9日まで受け付ける。
東芝、日立GEニュークリア・エナジー、三菱重工業の3社は既に国の支援を受けて廃炉技術の研究開発を始めている。関連技術を中小企業などからも広く募る。具体的には除染技術や破損した原子炉格納容器の補修、ロボットの遠隔操作などの技術を求めている。
政府と東電が策定した廃炉への中長期の工程表では2014~21年に格納容器を補修し、溶融燃料の取り出しにも着手するとしている。
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