東京都心など初雪 関東内陸部で大雪の見込み
関東甲信地方は20日、発達中の低気圧の影響で厳しい寒さとなり、東京都心と横浜で初雪を観測した。東京都心は平年より17日、昨年より21日遅く、横浜でも平年より13日遅い。
関東甲信地方では、東海地方の南海上を東に進んでいる低気圧の影響で、19日夜から山沿いを中心に雪となった。雪や雨は20日夕方にかけて降り続く見込みで、気象庁は内陸部を中心に大雪になる恐れがあるとして注意を呼びかけている。
同庁によると正午現在、山梨・河口湖13センチ、埼玉・秩父4センチ、前橋2センチの積雪を記録した。
21日正午までの24時間予想降雪量は、いずれも多いところで、甲信地方15センチ、関東山沿い10センチ、同平野部5センチ、東京23区2センチ。東京都心の積雪の可能性は低いという。
東京地方では昨年12月16日以来、乾燥注意報が出される「カラカラ」天気が続いていたが、注意報は19日午後に解除された。35日連続の乾燥注意報記録は歴代3番目の長さとなる。