2号機の圧力容器、再び一時70度超に 福島原発
東京電力は11日、福島第1原子力発電所2号機の原子炉圧力容器底部の温度が、午後5時時点で69.5度になったと発表した。温度は5度程度の幅で上げ下げを繰り返しており、同日午前9時では71.3度だった。東電は「温度がさらに上がるなら注水量を増やすことも検討する」と話している。
底部の温度は2月に入ってから上昇傾向がみられたため、7日に注水量を増やした。ただ8日や10日に70度を超えるなど大きな低下にはつながっていない。
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