ドコモ、スマホ不具合1万8700人 該当者に商品券
NTTドコモは27日、20日に発生したスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)のメール送受信サービス「spモード」の不具合問題で、影響があった利用者約1万8700人を特定したと発表した。専門に対応するコールセンター((電)0120・152・770)を設置。該当する利用者には手紙で通達し、500円分の商品券を送る。
不具合は20日正午すぎに発生し、スマホの自分のメールアドレスが他人のものに置き換わってしまった。実際にアドレスが置き換わった状態でメールを送受信してメールの内容やアドレスが第三者に知られ、個人情報流出の被害があった利用者は1万491人。
被害は関西地区が中心で、個人情報が流出したのは他社の携帯電話利用者も一部含まれる。ドコモは今後、顧客管理システムを増強して再発防止につなげる方針。
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