バフェット氏が初来日、21日に福島の出資先視察
<INSERT code="1" id="DSXBZO3653442016112011I00001" style="2"/> 米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は21日、間接出資する<TERM id="DGXBZO0416962016032010I20000">超硬工具</TERM>メーカー、タンガロイ(福島県いわき市)を視察する。同社の新工場の完成式に出席し、記者会見も開く。震災後の日本に対する同氏の投資姿勢などが注目される。同社は東日本大震災を受け3月22日に開催予定だった式典を中止、バフェット氏も来日を取りやめていた。
バフェット氏は初来日で、20日に米国から東京に入り、いわき市には21日午前に到着する。震災で稼働を延期した新工場を見学するほか、パーティーなどで東北や日本に対する励ましのメッセージを述べる予定だという。
タンガロイは2003年に投資会社と組み、MBO(経営陣による買収)で<CORP tid="6502" nid="0001162">東芝</CORP>から独立。08年にはバフェット氏の投資会社傘下の工具大手、IMC(オランダ)に買収された。
著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米バークシャー・ハザウェイの投資動向や解説、同氏に学ぶ投資術に関する記事をまとめました。
ウォーレン・バフェット氏(Warren Buffett) 1930年、米中西部ネブラスカ州のオマハに生まれる。6歳からガムを売り歩き、11歳で株式投資を始めた。「割安株投資の父」ベンジャミン・グレアム氏に感化されて投資家の道を志す。1965年に繊維会社だったバークシャー・ハザウェイの経営権を握り、同社を母体に投資や事業投資を展開して財を築いた。優良銘柄を本質的価値より低い価格で買う投資スタイルで知られ、「オマハの賢人」との異名を持つ。大富豪ながら質素な生活で知られ、コーラとハンバーガーを好む。