「am/pm」最後の看板消える ファミマに転換で
ファミリーマートは12日、吸収合併した「am/pm」の店名で営業を続けていた国内最後の2店を、10日付で閉店したと発表した。現在改装中の5店は12月中に「ファミリーマート」として営業を再開する予定。120億円を投じたエーエム・ピーエム・ジャパンの買収から2年で733店のブランド転換が完了する。
am/pm最後の店となったのは大阪府吹田市、箕面市の2店。am/pmは首都圏を中心に約1100店あったが、採算の厳しい店など374店を閉鎖、728店はすでにファミマに転換済み。2011年度上期にブランドを転換した店舗では、1日当たりの売上高が約3割伸びたという。
ファミマは、レックス・ホールディングス傘下で経営が悪化していたエーエム・ピーエム・ジャパンを09年12月に買収し、10年3月に吸収合併した。今年4月には関西で122店を展開していた地域運営会社も20億円で吸収合併した。
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