「すき家」にまた強盗 抜き打ち防犯調査の期間中
東京・国分寺
26日午前3時50分ごろ、東京都国分寺市本多2の牛丼チェーン店「すき家国分寺本多店」に刃物を持った男が押し入り、「金を出せ」とアルバイトの男性店員(20)を脅し、レジにあった現金5万5千円を奪って逃げた。当時店内に客はおらず、店員にけがはなかった。警視庁小金井署が強盗事件として調べている。
警察庁の調査で今年1~9月の全国の牛丼チェーン店の強盗被害の約9割が「すき家」で発生していることが判明したため、各都道府県警は25日夜から各地の店舗に対する抜き打ちの防犯調査を始めていた。
同署によると、国分寺本多店も調査対象だったが、同じ時間帯に発生したひったくり事件の捜査のため実施できなかったという。
男は25歳くらいで身長約175センチ。白いタオルのようなもので顔を隠し、黒の野球帽、トレーナー姿だった。