ガイシ、NAS電池の使用停止を顧客に要請 火災事故で
日本ガイシ(5333)は25日、同社のナトリウム硫黄(NAS)電池を使用している顧客に対し、運転の停止を要請していると発表した。9月21日に三菱マテリアル(5711)の工場で火災事故が発生し、安全確保のため原因究明と再発防止策の確立が最優先と判断した。
25日付の日本経済新聞朝刊が「NAS電池を使う顧客に対して使用を見合わせるように要請していることが明らかになった」と報じたことに対しては「当社が発表したものではない」とのコメントを出した。
事故調査委員会を設置し原因を調べているが、しばらく時間がかかる状況とみている。火災事故で損害が発生し、業績予想を修正する必要がある場合は速やかに開示する。〔日経QUICKニュース〕