東証の4~6月期、純利益は39%減の14億円
東京証券取引所グループが26日発表した2011年4~6月期連結決算は純利益が39%減の14億円だった。東日本大震災後に株式売買が低迷し、証券会社から得る手数料が減った。上場企業の大型増資が減少し、上場関連収入が苦戦したことも響いた。記者会見した斉藤惇社長は「(減収減益は)震災の影響で、やむを得なかった。通期業績では、大きな減収減益は避けたい」と述べた。
営業収益は9%減の129億円、営業利益は36%減の21億円、経常利益は34%減の26億円だった。〔日経QUICKニュース〕