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台風6号、19日に西日本上陸の恐れ 東日本で激しい雨も

(更新)
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大型で強い台風6号は18日、種子島近海を北へ進んだ。19日には西日本の太平洋側に上陸する恐れがある。西日本から東日本の太平洋側では、20日にかけて断続的に非常に激しい雨が降る可能性があり、気象庁は暴風や高潮、土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけている。

同庁予報課は18日記者会見し「7月としては強くて大きい。動きが遅いため、雨などが広い範囲で長時間続く可能性がある」と説明。「大潮の時期のため、海岸付近では波や高潮が防波堤を越えて浸水する恐れがある」と指摘した。

台風6号は19日午前0時現在、種子島東南東約190キロにあり、時速20キロで北上。中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル。最大瞬間風速は60メートル。中心の東側240キロ以内と西側150キロ以内は風速25メートル以上の暴風域。

19日未明には九州南部が、その後、九州北部や四国、中国地方が暴風域に入る。19~21日に太平洋沿岸を東へ進む見込み。

20日午前0時までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で四国、近畿、東海が700ミリ、九州北部、南部が300ミリで、その後さらに増えるとみられる。19日にかけての最大風速は、四国40メートル、九州南部35メートル、九州北部30メートル、中国地方で25メートルと予想している。

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