生保の運用資金、国債依存度41.3%に 5年連続で過去最高
生命保険会社が資産運用での日本国債頼みを強めている。3月末の運用資産に占める国債の比率は41.3%となり、5年連続で過去最高を更新した。それとは対照的に1980年代まで5割を超えていた融資比率は13.7%と過去最低水準。2012年から新たな資本規制が導入されることなどが背景にあり、変動リスクの高い株式や外国債券から国債に資金を移す動きが鮮明になっている。
生命保険協会によると、国内で営業する生保...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り521文字
関連企業・業界