バフェット氏、米国債格下げを批判 「景気二番底ない」
【ニューヨーク=川上穣】「(米国は)トリプルAに値する」――。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は6日までに複数の米メディアとの会見に応じ、米<TERM id="DGXBZO0419192017032010I20000">格付け</TERM>会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国債の格付けを最上位の「トリプルA」から1段階引き下げたことを批判した。
週明けの金融市場についても「欧州で新たな問題が浮上するようなことがなければ大きな影響は出ない」と指摘した。このところの株価急落の背景となっている今年後半にかけての米経済の先行き不安に関しても「米景気が二番底に直面するとは思わない」と反論。投資家心理が悲観に傾きすぎているとの見解を示した。