九電、1000億円前後の営業赤字に 4~9月
原発停止で燃料調達コスト膨張
九州電力の2011年4~9月期の連結営業損益は、1000億円前後の赤字(前年同期は761億円の黒字)になりそうだ。3月下旬から運転停止中の玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働遅れに伴い火力発電用燃料の調達コストが膨らみ、収益を圧迫する。
九電が半期で営業赤字になるのは、決算期を3月期に変更した1979年3月期以降で初めて。
九電は玄海原発停止の影響で、火力発電所の稼働率を大幅に上げ...
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