山口県が初の天皇杯獲得 山口国体第10日
国民体育大会「おいでませ!山口国体」第10日の10日、開催地の山口県が初の男女総合優勝(天皇杯獲得)と女子総合優勝(皇后杯獲得)を決めた。開催地の天皇杯、皇后杯獲得は2003年静岡国体から9年連続。
天皇杯と皇后杯は各競技の順位などによる得点合計で都道府県が争う。山口は順当に得点を重ね、2位東京に逆転される可能性がなくなった。
山口は1963年の地元開催で天皇杯を逃し、その翌年から開催地優勝が慣例化。昨年の千葉国体で発覚した有力選手の参加資格違反問題に揺れた中、頂点に立った。〔共同〕