経産次官に安達氏、保安院長に深野氏、エネ庁長官に高原氏
海江田万里経済産業相は4日、原子力行政を巡る混乱にけじめを付けるため、事務次官ら3首脳の更迭など幹部を大幅に入れ替える人事を内定した。松永和夫事務次官(59)の後任に安達健祐経済産業政策局長(59)、原子力安全・保安院長に深野弘行商務流通審議官(54)、資源エネルギー庁長官には高原一郎中小企業庁長官(55)を充てる。
上田隆之官房長(54)は製造産業局長に就き、後任に経産省出身で内閣官房内閣審議官の立岡恒良氏(53)を起用する。エネ庁長官は9月1日付、そのほかは8月12日付で発令する。