NY株が大幅下落、終値512ドル安 世界景気に懸念
【NQNニューヨーク=川内資子】4日の米株式相場は急反落。ダウ工業株30種平均は前日比512ドル76セント安の1万1383ドル68セント(速報値)と2010年12月上旬以来、約8カ月ぶりの安値で終えた。世界景気の減速懸念から、幅広い銘柄に売りが優勢となった。原油や金など商品先物相場が軒並み下落し、投資家が運用リスクを避けて株式を売る動きも出た。相場は取引終了にかけて下げ幅を拡大し、この日の安値圏で終えた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同136.68ポイント安の2556.39(同)と10年12月上旬以来の安値で終えた。