任天堂、取締役の報酬減額 業績悪化で
任天堂は29日、2011年4~6月期に377億円の営業赤字となったことなどを受け取締役の固定報酬を減額することを明らかにした。岩田聡社長は50%、ほかの5人の代表取締役は30%、代表権のない残る4人の取締役は20%をそれぞれ減らす。減額の期間は明らかにしていないが、業績回復にメドがつくまでとみられる。
同社の取締役の報酬は固定と業績連動の2種類からなる。経営責任を明確にするため業績連動報酬だけでなく固定報酬も減額すべきだと判断した。岩田社長の固定報酬は年間6800万円。
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