「さっぽろ大通ビアガーデン」晴天の下スタート
札幌の夏の風物詩「さっぽろ大通ビアガーデン」が21日正午、市内の大通公園で始まった。会場内には約1万3000席が設けられ、太陽が照りつける晴天の下、ビールを楽しむ地元客でにぎわった。職場の同僚と来た佐々光則吏さん(54)は「毎年楽しみにしている。今日は休暇を取ってきた」と笑う。8月15日までの期間中に昨年並みの110万人の来場を見込む。
今年は昨年に比べて1会場少ない6会場で大手ビール会社などが出店する。サッポロビールは北海道白老町特産の白老牛のグリルなど道内名産品を提供。キリンビールは北海道漁業協同組合連合会と協力して海鮮メニューに力を入れる。
昨年に続いて大音量のステージイベントを自粛するほか、営業時間も午後9時までに短縮、近隣の住民に配慮した。