次世代スパコン開発へ 計算速度「京」の100倍
文科省、省エネ技術を後押し
文部科学省は世界最高の性能を誇る次世代スーパーコンピューターの開発に来年度から乗り出す。計算速度は今年6月に世界一のスパコンになった理化学研究所の「京(けい)」を100倍上回る。自動車部品の設計や省エネ半導体などの開発を後押しし、日本の産業競争力の向上につなげるのが狙い。2020年ごろの実用化を目指す。
次世代スパコンは毎秒100京(京は1兆の1万倍)回の計算能力を目指す。地震・津波の予測や新材...
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