中国海軍、初の空母「近く試験航行」　国防省が発表

【北京=島田学】中国国防省は27日、ウクライナから購入して改修していた中国海軍初の空母「ワリャーク」を近く試験航行すると発表した。早ければ8月1日の中国人民解放軍建軍記念日に合わせて実施するとみられる。国防省は空母保有の目的について、独立自主外交政策と防御的な国防政策を堅守するためと説明している。その上で海上の安全や海洋権益の確保を狙うとした。