A380、離陸後に緊急着陸 シンガポールで
シンガポール発香港行きのシンガポール航空の最新鋭超大型機エアバスA380(乗客368人)が25日、シンガポール国際空港を離陸後、エンジントラブルで引き返し、緊急着陸していたことが26日、分かった。けが人はなかった。
シンガポール航空などによると、同機は25日午前10時すぎに離陸。上昇飛行中に4基のエンジンのうち1基が停止したため、約1時間後にシンガポール国際空港に緊急着陸した。
乗客は同日午後、別のA380に乗り換えて香港に向かったという。
トラブルの詳細は不明。昨年11月にはオーストラリアのカンタス航空のA380がエンジントラブルのためシンガポールに緊急着陸している。(シンガポール=共同)