住友大阪セメントが栃木工場停止 放射性物質含む汚泥で
福島県郡山市の下水処理場「県中浄化センター」の汚泥から高濃度の放射性セシウムが検出された問題で、住友大阪セメントは2日、栃木工場(栃木県佐野市)で同センターの汚泥を原料として受け入れていたとして、同工場の生産と出荷を停止したと発表した。
同工場で受け入れた下水汚泥は、3月12日~4月30日に928トン。この期間に製造したセメントに放射性物質が含まれていないか早急に調査する方針。
ただ、福島県がセシウムを検出した4月28日以降の汚泥を使ったセメントは出荷していないという。
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