「本場さぬきうどん」ロゴ、商標に 香川の組合
県外の類似品増加に対抗
香川県のご当地ブランド「讃岐うどん」について、県内のうどん店などで組織する本場さぬきうどん協同組合(高松市、大峯茂樹理事長)は28日、「本場さぬきうどん」のロゴマークが商標として特許庁に認められたと発表した。全国的に讃岐うどんがブームになる一方で類似品を出す店舗が増えているため、商標登録によりブランド力の維持を狙う。登録日は3月18日。
記者会見した大峯理事長は登録の目的を「県内と県外の事業者を明確に区別すること」と説明。組合加盟のうどん店は全国で無料で使え、未加盟でも香川県内に本社があるうどん店なら手数料を払えばロゴを使用できる。県外事業者には原則として利用を認めない。
同組合はロゴのほか「本場さぬきうどん」という名称も出願しており、特許庁で審査中。