海江田経産相、海水注入問題で東電を調査方針
海江田万里経済産業相は27日の閣議後の記者会見で、福島第1原子力発電所1号機への海水注入をめぐる東京電力の発表内容が相次いで訂正された問題について「原子力安全・保安院に虚偽の報告がなされたのは事実。どうしてそうなったのか、今後調べたい」と述べた。
東電は当初は東日本大震災の翌日の3月12日に海水注入が一時中断していたと発表していたが、26日になって一転して実際には中断していなかったと訂正した。東電への対応について経産相は「まだ処分というところではない」と述べるにとどめた。
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