自・公・たちあがれ、内閣不信任決議案を衆院提出
自民、公明、たちあがれ日本の野党3党は1日夕、東日本大震災の対応で迷走を続ける菅直人首相にこれ以上政権運営を任せられないとして、内閣不信任決議案を衆院に提出した。2日午後の衆院本会議で採決される公算が大きい。
不信任案提出の理由については(1)東日本大震災の対応で初動の遅れと曖昧で場当たり的な指揮命令(2)震災よりも内閣の延命を優先する無責任――などを挙げた。不信任案の採決を巡っては、民主党内で同調を示唆した小沢一郎元代表の支持グループを中心に賛成の動きが出ており、本会議採決は党分裂含みの緊迫した展開となる。