凸版系、大腸がんの遺伝子変異を高速検出 シカゴ大などと
【ロサンゼルス=世瀬周一郎】凸版印刷や理化学研究所発のバイオベンチャー、理研ジェネシス(東京・台東)などは大腸がんの遺伝子変異を全自動で1時間以内に検出できる解析装置を開発した。患者ごとに異なる薬剤の副作用を遺伝子レベルで分析して、副作用を抑えて患者の負担を減らすのが狙いだ。
このほどシカゴ大学と共同で140例の検出作業を完了し、研究結果をまとめた。患者の細胞やDNA(デオキシリボ核酸)を増幅さ...
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