風力発電向け補助金を停止 中国
【ワシントン支局】米通商代表部(USTR)は7日、中国が風力発電の製造業者に対して実施していた補助金をやめたと発表した。米国は同補助金を不当として、世界貿易機関(WTO)に申し立てをしていた。カーク代表は声明で「米国のクリーンエネルギーの技術者や労働者らに公平さをもたらす」と強調した。
USTRによると、同補助金は中国メーカーが国産の主要部品などを用いることを後押しする金融支援となっていた。1件あたりの補助金の規模は670万~2250万ドルで、2008年からの合計は数億ドルに上るとみている。